2099年2月2日月曜日

公式ホームぺージ開設のお知らせ


当会の公式ホームページが完成いたしました。

高大連携歴史教育研究会
http://www.kodairen.u-ryukyu.ac.jp

ブログも引き続き、更新していきます。

2019年3月4日月曜日

第61回愛知県世界史教育研究会のご案内

愛知県世界史教育研究会のご案内がありましたので、お知らせします。
大変充実したラインナップとなっておりますので、年度最後のイベントとして皆様の積極的なご参加をお願いします。
詳細につきましては、研究会のポスターもご覧ください。
 
第61回愛知県世界史教育研究会

1 日 時    平成31年3月31日(日)午後1時~5時30分

2 場 所    愛知大学名古屋キャンパス 講義棟L804教室
             名古屋市中村区平池町4-60-6   JR名古屋駅から徒歩10分
               http://www2.aichi-u.ac.jp/guide/access  

3 内 容 下記の通り

(1)研究発表
①金鯱(きんしゃち)が見てきた世界史 
 -グローバルな歴史をもつ名古屋と世界のつながり―
 愛知大学 加納 寛
②政治的主体の育成を志向するオーストリアの教育改革
 -ウィーン大学:Fach Didaktik Zentrumの歴史・政治教育教材を手がかりに-
 広島大学大学院  尾藤郁哉
③「ヨーロッパ中世の特徴」を、いかに史資料で/に語らせるか?
 -新科目「世界史探究」に向けての一試案-    
 大垣商業高校 井上智也
④歴史的思考力育成にあたっての史資料の扱いに関する一考察
 -中学校と高校の歴史教科書を比較して- 
 一宮高校 小島孝太
⑤高大接続の観点から見る高校世界史教育
 -教員養成系大学における世界史Aの学習効果-    
 阿久比高校 内藤裕子
⑥認知心理学から見たジグソー学習の教育的意義   
 名古屋市立大学 山田 孝

(2) 講演 
 「高校世界史とグローバル・ヒストリー-拙著の紹介と「問い」への展望-」
 神戸学院大学人文学部准教授  北村 厚

4 その他
 (1)北村厚先生の著書『教養のグローバル・ヒストリー - 大人のための世界史入門』
  (ミネルヴァ書房2018年2700円)を2割引(2,160円)で会場で頒布しますのでお求めください。
 (2)懇親会を、午後6時より4,000円会費で行います
 (3)「図書購入希望」「欠席」「研究会のみ参加」「懇親会も参加」と分かるように連絡ください
  連絡先:事務局 磯谷正行まで 電話:0564-51-0202(岡崎高校)
   メール:maisogai@m2.catvmics.ne.jp(自宅)

2019年2月28日木曜日

(3/16@東京)国際バカロレア(IB)の「個人と社会・歴史」の視点を取り入れた歴史学習

東京歴教協 日本史・世界合同部会のお知らせを賜りましたので、ご案内いたします。
詳細は、公式ウェブサイトをご覧下さい。

 東京歴史教育者協議会 日本史・世界合同部会

 日 時  3月16日(土)午後6時30分~
 場 所  歴史教育者協議会の本部 5階会議室 <会場費として200円集めます>
      東京メトロ 丸の内線 新大塚駅 徒歩3分 JR山手線 大塚駅 徒歩15分
 報告者  秋山 寿彦さん(東京学芸大学附属世田谷中学校)
 テーマ  「国際バカロレア(IB)の「個人と社会・歴史」の視点を取り入れた歴史学習―パフォーマンス課題を手がかりとしてとらえる歴史的思考力と表現活動」
 内 容  歴史総合がスタートする高等学校段階だけに焦点を当てるのではなく、「主体的・対話的な深い学び」をキーワードとする新学習指導要領を、国際バカロレア(以下、IB)のカリキュラム構成の考え方と親和性という点から考察する。IBの認定校であった前任の東京学芸大学附属国際中等教育学校における実践を「振り返り(REFLECT)」、日本の中等教育の歴史学習に取り入れていく可能性を批判的に検討していくことを試みたい。

2019年2月19日火曜日

(3/21@日大文理)歴史教育の未来を拓くⅣ-教科書・授業・入試が携えてすすむ改革


毎年恒例の高大研共催企画として、日本大学の歴史教育シンポを行います。
詳細およびポスターは日本大学のウェブサイトからご覧になれます。

参加希望の方は、人数把握のため、rekishikyoiku20190321@outlook.jp(@は半角に直して下さい)まで、お名前・ご所属・懇親会参加有無をご一報頂ければ幸甚です。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。よろしくお願いします。 

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 2019春日大歴史教育シンポ                          

 「歴史教育の未来を拓くⅣ-教科書・授業・入試が携えてすすむ改革」

 日時:2019年3月21日(木・祝)13:00~17:00
  場所:日大文理学部図書館三階オーバルホール(東京都世田谷区桜上水3-25-40)
   (京王線下高井戸駅より徒歩8分 https://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/ )

 プログラム 
 ・開会挨拶:古川隆久(日本大学・日本大学史学会)
  司  会:小浜正子(日本大学・高大連携歴史教育研究会)
  <報告>
 Ⅰ:教科書
 ・西村義高(青山学院高等部)「新学習指導要領の『問い』について考える」
 ・古川隆久(日本大学文理学部)「歴史総合、教科書執筆者の立場から」
  Ⅱ:授業
 ・早川和彦(筑波大附属駒場高校)「「オチ」をつくる授業-進学校の授業実践から」
 ・牧野一高(静岡県立藤枝東高校)「気軽な教材共有から深まる授業づくり-定時制での実践」
  Ⅲ:入試
 ・鈴木茂(東京外国語大学)「変わる大学入試と歴史教育」
  <総合討論>

 ※当日の参加も歓迎ですが、あらかじめ参加を予定されている方は、人数把握のため、
 rekishikyoiku20190321@outlook.jp(@は半角です) まで、お名前・ご所属・懇親会参加有無をご一報頂ければ幸甚です。
 
 ・主催:日本大学文理学部人文科学研究所総合研究「20世紀の世界諸地域における「教化」と「反発・逸脱」をめぐる多角的視点からの研究」(代表:古川隆久・日本大学文理学部教授)
 ・共催:日本大学史学会・高大連携歴史教育研究会

2019年1月8日火曜日

阪大歴教研・第118回例会

大阪大学歴史教育研究会が、下記の通り、118回例会を開催します。
各分野の専門家が最新の研究成果にもとづき、歴史教育との関わりを追究していくものになろうかと思います。

大阪大学歴史教育研究会 第118回例会

日時:2018年1月19日(土)13:30~17:30

会場:大阪大学豊中キャンパス待兼山会館2階会議室
    ※通常の例会とは開催場所が異なりますのでご注意ください
    ※当日はキャンパス内でセンター試験が行われています。お越しの際は静粛を保っていただきますようどうぞよろしくお願いします。

【1】中谷惣(大阪大学大学院文学研究科准教授)
「ヨーロッパ中世都市と歴史教育」

 ヨーロッパ中世都市は、従来、封建社会に浮かぶ「自由」と「自治」の孤島として描かれてきた。それは封建制から近代市民社会へという「近代化」の問題の枠組みに強く規定された像といえる。近年、社会史研究の浸透もあって、都市に生きる人びとの目線で、都市の社会、宗教、政治、経済を描く試みが進められ、教科書上にも反映されつつある。この都市社会史研究は、どのように歴史教育、社会科教育に寄与することができるのか。これを拙著『訴える人びと』を基に考えてみたい。


【2】伊川健二(早稲田大学文化構想学部教授)
「地域に生き世界に伸びる 天正遣欧使節」


 天正遣欧使節は、日本の出身者でありながら16世紀のヨーロッパを訪れ、じつはその任をインドで終えた、伊東マンショを中心とした一団である。彼らがはじめてヨーロッパを訪れた日本人であるとの説明があるが、事実ではない。彼らの歴史的意義ははじめてであることではなく、日欧文化の対話の記録をヨーロッパにとどめたことにあるだろう。また、彼らが持ち帰った知識は、当時の日本に若干の影響を与えるとともに、明治以降に南蛮ブームを引き起こすことになる。また、その記憶は禁教の時を経て、各地域の関心を醸成することになる。限られた時間ではあるが、天正遣欧使節のグローバルな側面とローカルな側面を具体的な素材に即して概観し、日本史と世界史の接続について考えてみたい。

一国史を乗り越えるために

東京歴教協の日本史・世界合同部会のご案内を賜りましたので、ご連絡いたします。
詳細は、公式ウェブサイトをご覧下さい。

東京都歴史教育者協議会(東京歴教協)世界部会・日本史部会2019年1月例会

日 時  1月19日(土)午後6時30分~

場 所  歴史教育者協議会の本部 5階会議室 <会場費として200円集めます>
     東京メトロ 丸の内線 新大塚駅 徒歩3分
     JR山手線 大塚駅 徒歩15分

報告者  関 誠さん(東京都公立中学校)

テーマ  「一国史を乗り越えるために―中世の対馬、近現代の単元学習を例に」

内 容  下記の通り。

中学校の「歴史」は、否応なしに「日本史」や「一国史」などやっておれません。常にアジアのなかの「日本」、世界のなかの「日本」(もちろん「日本」とは何か、「日本」における他者も)を意識しながら授業をつくらねばならないと思っています。報告では、対馬を教材の入り口に中世アジアの海を、近現代の学習をどう組んでいるかという単元の設定をお示ししたいと思います。また、小中高を串刺しにするカタチで示された新指導要領に関しても、考える材料をお示ししたいと思います。

2018年12月21日金曜日

高大連携歴史教育研究会・第4部会研究会

2018年11月に大学入学共通テスト第2回試行調査(プレテスト)が実施され、いよいよ来年度より大学入試制度が大きく変わることになります。この入試制度改革は、いわゆる「学力の3要素」に基づく一連の学校教育改革の流れの中に位置づけることができ、「歴史的思考力」を評価する問題が出題されています。一方、2018年3月に発表された高校の新学習指導要領によって、2022年度より新科目「歴史総合」が導入されることになりました。「歴史総合」が大学入試でどのように扱われるかは未確定ですが、学習指導要領には評価方法についての言及がなく、今後、成績評価について検討を重ねていく必要があります。

そこで、今回、下記の要領で、第2回プレテストの「世界史B」「日本史B」問題の分析とともに、「歴史総合」の評価方法をテーマとして研究会を開催することにいたしました。奮ってご参加ください。



                <記> 

日時:2019年1月12日(土)14:00~17:00

場所:青山学院大学青山キャンパス14号館14509教室

*正門右手の建物の5階です。

(https://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/)


【報告】

1、大学入試センター大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)分析

「世界史B」:松丸徹治(静岡県立静岡高等学校)

「日本史B」:大庭大輝(筑波大学附属高等学校)

2、「歴史総合」の成績評価の可能性 ~DP Historyの評価方法を参考に~

       山本勝治(東京学芸大学附属国際中等教育学校)



☆なお、会場整理の関係上、参加をご希望の場合は、鈴木まで「研究会参加」のタイトルをつけてメールでご連絡ください。(shigeru.suzuki@tufs.ac.jp)

☆終了後、近くで懇親会を行う予定です。


主催:高大連携歴史教育研究会第四部会部(部会長 鈴木茂)

共催:青山学院大学史学会、科研費研究プロジェクト「高大連携による歴史教育の実践的研究」(代表:金井光太朗)