2016年5月18日水曜日

東南アジア学会第95回研究大会


東南アジア学会第95回研究大会が下記の通り行われます。

プログラムなどの詳細につきましては、東南アジア学会の公式ホームページをご覧ください。

☆2日目にはパネル「高校世界史における東南アジア関係 用語の厳選その3」が予定されており、高校世界史Bにおける東南アジア史関係用語リスト、その解説や教科書記述の例などが提示される予定です。

☆東南アジア学会の会員でない方も参加自由、また事前予約・参加費などは不要です。

日時: 2016年6月4日(土)・5日(日)

会場: 大阪大学豊中キャンパス法経講義棟
     (〒560-0043大阪府豊中市待兼山町1-5 文学部東洋史学研究室気付)

アクセスマップ:http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access

豊中キャンパス:http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka/toyonaka.html
       (1. 言語文化研究科と 2. 文学研究科の間にある建物が法経講義棟)


「京都」に学び、「京都」を教える


京都高等学校社会科研究会の川島啓一先生(同志社高等学校)より同会の春季総会・研究大会のご案内をいただきましたので、お伝えいたします。

☆詳細につきましては、おって当会のホームページに添付ファイルを掲載します。

 
 日時:6月11日(土)10:30~17:00

 会場:職員会館「かもがわ」 (銅駝美術工芸高校の北側、ホテル石長の東側)
    〒604-0901 京都市中京区土手町夷川上ル末丸町284  TEL 075-256-1307
 
 プログラム

 10:15 受付

 10:30     開会・会長あいさつ

 10:45  総会

 11:30  昼食休憩

 13:00     書評会 髙橋昌明(著)『京都〈千年の都〉の歴史』(岩波新書)

 1)田中 仁 先生(綾部高校・京都府立大学講師)
              「第一章 平安京の誕生 ―はじまりの時代」
              「第二章 「花の都」の光と影」
 2)藤田 雅之 先生(鳥羽高校)
              「第三章 平安京から京都へ ―中世の幕開け」
              「第四章 京と六波羅 ―内乱と災厄を経て」
 3)新出 高久 先生(伏見工業高校)
              「第五章 武家の都として ―南北朝から室町へ」
              「第六章 都を大改造する ―信長と秀吉の京都」
 4)佐藤 靖子 先生(同志社国際高校)
              「第七章 イメージとしての古都 ―江戸時代の京都」
 5)高橋先生からのリプライおよび質疑応答
 
 15:10 (休憩)
 
 15:30 講演+質疑応答

   高橋 昌明 先生(神戸大学名誉教授)
    「平安京-京都の歴史の描き方」
 
 17:00 閉会

 17:30 懇親会


<参加のお申し込み>
 同封のFAX用紙かメールで6月9日(木)までにご返事下さい。
 連絡先:京都高等学校社会科研究会事務局 川島啓一宛
              〒606-8558 京都市左京区岩倉大鷺町89
              同志社高校気付 TEL:075-781-7121
                                        FAX:075-781-7124
       E-mail:kawasima[at]js.doshisha.ac.jp

2016年5月6日金曜日

「歴史総合」と前近代史


文科省の研究開発学校として「歴史基礎」を実践中の神戸大学附属中等教育学校の勝山元照先生より、研究会のご案内をいただきましたので、お知らせいたします。
当会の第三部会も後援として加わっておりますので、関係者のみなさまはじめ、ふるってご参加下さいますよう、お願いいたします。


《開催趣旨》

新学習指導要領で導入される予定の「歴史総合」について,中教審は「近現代史」及び「アクティブ・ラーニング」重視の方向性を打ち出しています。基本的に適切なことと考えますが,「歴史を18世紀後半からいきなり始めてもよいのか?」「ヨーロッパ中心史観に陥りやすいのではないか」「歴史学習におけるアクティブ・ラーニングとは」との疑問も寄せられています。
つきましては,梅津正美,杉山清彦両先生をお招きし,ご講演いただくと共に,前近代史の位置づけについて大いに深めたいと存じます。
ご多用の折恐縮ですが,ふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。


《ご案内》

テーマ 「歴史総合」をどう構成するのか,前近代史はどう位置づくのか

 主 催  神戸大学附属中等教育学校

 後 援  高大連携歴史教育研究会(第3部会)

3 日 時  6月17日(金)

4 場 所  神戸大学附属中等教育学校  
        〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手5丁目11-1

5 内容及び日程

 10:30 受付

 10:55~11:45 公開授業 4年(高1)
   奥村 暁 教諭
    「日本はいつから日本か」
 
 11:55~12:45 研究協議

 13:30~14:30 講演 
   杉山 清彦(東京大学)
    「歴史総合」と世界史像 - 分水嶺は「近世」か「近代」か -

 14:40~15:40 講演
   梅津 正美(鳴門教育大学)
    「歴史教育におけるアクティブ・ラーニング -「歴史」を「学ぶ意味」を見出すために-」

 15:50~16:40 質疑・討論 「歴史総合」の構成について


《諸注意》

◆お車でのご来場は駐車スペースがありませんのでご遠慮ください。

◆近隣に飲食店等がありませんので昼食をご持参いただくか弁当をご注文ください。

◆本件の問い合わせ先  担当:小林 078-811-0232

2016年5月5日木曜日

大阪大学歴史教育研究会のご案内


大阪大学歴史教育研究会より、第96回例会のご案内をいただきましたので、お知らせ致します。
詳細につきましては、右記のリンクをご覧ください。
また、参加ご希望の方は、当会ではなく、阪大歴敎件(担当:高木純一さんrekikyoken◎gmail.com *◎を@としてください)までご一報ください。


大阪大学歴史教育研究会より、第96回例会

日時:2016年5月21(土)13:30~17:30

会場:大阪大学豊中キャンパス文学研究科本館2階大会議室

プログラム:

【1】藤村泰夫(「地域から考える世界史プロジェクト」代表・山口県立宇部西高等学校教諭)

「地域から考える世界史」と今後の歴史教育―「歴史総合」「探求世界史」「探求日本史」での活用について―

【報告要旨】
1「地域から考える世界史」の歴史教育における意義、
(1)「地域から考える世界史」とはどのような学習か
 ①身近な地域にある世界史につながる史実の学習
 ②身近な地域に在住する外国人などから聞き取り調査を行い、彼らの持つ歴史(歴史的体験含む)や文化の学習
 ③身近な地域にある史実の中に、世界史を見出す学習(史実の比較など)
(2)「地域から考える世界史」の成立経緯と高校生の歴史認識
 高校地理歴史部の研究活動と高校生の歴史認識の変容
(3)「地域から考える世界史」プロジェクトの活動とその意義
 日本列島各地での中高生対象のセミナー(荒尾、堺、山口、大分、敦賀)

2 「地域から考える世界史」と今後の歴史教育
(1)「地域から考える世界史」の授業実践
 身近な地域の史実を世界史の中で考える授業(周防における重源の東大寺再建活動の世界史的意味)
(2)「地域から考える世界史」と歴史的思考力                      

以上のことをパワ-ポイントやDVなどの映像を使って、具体的な事例をあげて説明していきます。


【2】村井良介(神戸大学地域連携推進室学術研究員)

「戦国大名権力研究の視角―戦国期の特質をめぐって―」

【報告要旨】
 戦国期は中世と近世の転換期にあたる。このため従来の研究では、とくに在地領主の体制的否定を指標として、近世のあり方を基準に、戦国大名を評価する傾向が強かった。
 一方、私的・実力的支配を基軸とする在地領主制の最高の発展段階として戦国大名を位置づけたかつての大名領国制論に対して、1980年代頃からは、戦国期守護論や「自力の村」論など、大名権力の公権としての側面を重視する研究が進展した。とくに後者では、自力の否定による平和の実現を重視し、中世の暴力的支配に対して、近世には法的支配が成立する点を強調した。この支配の性質の変化が、中近世の移行に結びつけられる傾向が強まった。
 しかし、暴力的・私的支配と法的・公的支配を対極に置く二元論や、後者の属性を近世権力に割り当てて、そこに至る過渡期として戦国期を位置づける見方には問題点も多い
 本報告では、戦国期に特徴的に出現する戦国大名、戦国領主の権力構造から、戦国期の特質を論じ、そこから歴史における暴力と法の問題を考える。

2016年5月2日月曜日

青山学院高等部の「現代史」と「歴史総合」(仮称)への展望


東京の私立高校の教員が中心となって運営されている「近現代史教育研究会」の皆川みずゑ先生より、第202回近現代史教育研究会例会のお知らせをいただきましたので、ご案内をいたします。

研究会の詳細は、以下のとおりとなります。
研究会への参加は自由で、はじめての方も歓迎とのことです。

 日時  2016年5月28日(土) 午後3時〜6時

 会場  青山学院高等部書道教室(西校舎2階)

 報告者 報告者:小林和夫氏・西村嘉髙氏・藤本晃裕氏(青山学院高等部)

 テーマ 青山学院高等部の「現代史」と「歴史総合」(仮称)への展望

 参加費 500円(資料代・郵送費など)

 青山学院高等部では1973年度より日本史・世界史融合の現代史の授業を始め、現在に至っています。そして日本学術会議の議論に触発され、2015年度1年次より新しいカリキュラムを実践しています。2015年度1年次の実践を小林・藤本が、2016年度2年次の途中経過と今後について西村が説明します。さらに今まさに動いている「歴史総合」(仮称)について高大連携歴史教育研究会第三部会に所属する西村が議論の概要を紹介し、3名がそれぞれの見解を述べ、討論を通じて深めていきたいと考えています。

 参考文献
 ・西村嘉髙「青山学院高等部の『現代史』の歴史と今後の展望」(『研究報告』青山学院高等部 2016年3月)(注:例会当日に抜刷を配布します。)
 ・西村嘉髙「歴史教育・歴史教科の問題」(『月刊憲法運動』2016年4・5月合併号 通巻450号)

 連絡先 (「高大連携歴史教育研究会」ではなく、下記までお願い致します。)
  150-0012 東京都渋谷区広尾3−7−16    
  東京女学館中学高校 社会科   許 暁静(もと あきしず)
  a.moto◎tjk.jp (@を◎としています)       電話03-3400-0867

「堺」プロジェクト:中学校・高校生の研究発表を募集

この度、堺市博物館の赤澤明さんより、「日本と世界が出会うまち・堺」プロジェクトのご案内をいただきましたので、お知らせいたします。

 今年で4年目を迎える本プロジェクトは、中学・高校の生徒によるグループでの研究発表を募集しています。 

 堺市外からの参加も例年、受け付けておりますので、ふるってご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。

 ↓)発表会までの流れ
 
 6月まで 研究発表の公募
 8月  研究発表相談会
 11月20日 14:00~18:30 発表会@サンスクエア堺ホール

 詳しくは下記のページをご覧ください。
 http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/event/2016sakai_project.html

 *ご質問につきましては、当会ではなく、堺市博物館の赤澤さんまでお願いします。
 
 → 堺市文化観光局  赤澤明 a-a◎city.sakai.lg.jp 〔@を◎としております〕 
   堺市博物館 072-245-6201 FAX 072-245-6263