2016年5月6日金曜日
「歴史総合」と前近代史
文科省の研究開発学校として「歴史基礎」を実践中の神戸大学附属中等教育学校の勝山元照先生より、研究会のご案内をいただきましたので、お知らせいたします。
当会の第三部会も後援として加わっておりますので、関係者のみなさまはじめ、ふるってご参加下さいますよう、お願いいたします。
《開催趣旨》
新学習指導要領で導入される予定の「歴史総合」について,中教審は「近現代史」及び「アクティブ・ラーニング」重視の方向性を打ち出しています。基本的に適切なことと考えますが,「歴史を18世紀後半からいきなり始めてもよいのか?」「ヨーロッパ中心史観に陥りやすいのではないか」「歴史学習におけるアクティブ・ラーニングとは」との疑問も寄せられています。
つきましては,梅津正美,杉山清彦両先生をお招きし,ご講演いただくと共に,前近代史の位置づけについて大いに深めたいと存じます。
ご多用の折恐縮ですが,ふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
《ご案内》
テーマ 「歴史総合」をどう構成するのか,前近代史はどう位置づくのか
主 催 神戸大学附属中等教育学校
後 援 高大連携歴史教育研究会(第3部会)
3 日 時 6月17日(金)
4 場 所 神戸大学附属中等教育学校
〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手5丁目11-1
5 内容及び日程
10:30 受付
10:55~11:45 公開授業 4年(高1)
奥村 暁 教諭
「日本はいつから日本か」
11:55~12:45 研究協議
13:30~14:30 講演
杉山 清彦(東京大学)
「歴史総合」と世界史像 - 分水嶺は「近世」か「近代」か -
14:40~15:40 講演
梅津 正美(鳴門教育大学)
「歴史教育におけるアクティブ・ラーニング -「歴史」を「学ぶ意味」を見出すために-」
15:50~16:40 質疑・討論 「歴史総合」の構成について
《諸注意》
◆お車でのご来場は駐車スペースがありませんのでご遠慮ください。
◆近隣に飲食店等がありませんので昼食をご持参いただくか弁当をご注文ください。
◆本件の問い合わせ先 担当:小林 078-811-0232
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