2016年7月21日木曜日

『輪切りで見える! パノラマ世界史』


東海大学文学部の柳原伸洋先生(第1部会・ドイツ近現代史)より、第28回・歴史コミュニケーション研究会のお知らせをいただきました。

羽田正監修『輪切りで見える!パノラマ世界史』という絵本のトークセッション(コメンテーター付き)です。

詳細は、下記URLもご覧ください。
 http://historycommunication.blogspot.jp/2016/07/811830.html

☆今回はUstreamにてネット中継もする予定とのことです。



書籍トークセッション『輪切りで見える! パノラマ世界史』

登壇者:

 宇野瑞木さん(第1巻執筆):専修大学文学部非常勤講師
 内田力さん(第2巻ほか執筆):東京大学大学院博士後期課程
 寺田悠紀さん(第5巻ほか執筆):東京大学大学院博士後期課程

コメンテーター:

 北村厚さん(ドイツ現代史研究者、東京成徳大学高校教員)
 藤井大亮さん(歴史教育論、東海大学・教職研究室)

司会
  
 柳原伸洋(東海大学文学部ヨーロッパ文明学科)


趣旨文(登壇者より)

 世界史を題材にした絵本『輪切りで見える!パノラマ世界史』全5巻(大月書店)が2016年3月に完結しました。『新しい世界史へ』(岩波新書、2011年)の著者・羽田正氏による監修のもとで、若手研究者(院生・ポスドク)、イラストレーター、編集者が協力して古代から現代までの歴史を5冊にまとめました。 

 このシリーズでは、世界史を特定の時代で「輪切り」にして、新しい視点から眺めた世界の過去を紹介しています。その際、小学校高学年~中学生にもわかるように、豊富なイラストと分かりやすい文章で世界史に関する学問の内容を魅力的に提示することを目指しました。

 構想から完成までの約3年間、たくさんの試行錯誤がありました。若手研究者が、研究対象とする地域や時代区分を超えた広い地域、長い時代について解説することも斬新な試みの一つでした。その経験をもとに、当日はトークセッション形式で、制作チームがどのような思いをもって世界史絵本に取り組んだのかをご報告したいと思います。執筆者らを中心に、制作に関わったメンバーが多く出席し、さまざまな関心に応えるためにフロアとの質疑応答を行います。

●日時:2016年8月1日(月)18:30~20:30頃

●場所:東海大学・高輪キャンパス 2号館2201教室

●参加費:200円(資料代及び今後の院生・若手講演者招待資金として)

●質問等は、 yanagihara0701[@]gmail.com まで、お願いします。

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