2017年9月26日火曜日

(10/7-9@福岡)米騒動・大戦後デモクラシー100周年研究会


この度、米騒動史研究会  九州歴史科学研究会合同シンポジウムのお知らせを賜りましたので、お知らせします。
詳細につきましては、九州歴史科学研究会の公式ウェブサイトをご覧ください。


米騒動・大戦後デモクラシー100周年研究会(第1回)の詳細日程

<主旨>

第一次大戦末の米騒動、朝鮮の三・一独立運動、中国の五・四運動の100周年が近づいています。
実質米価率(米価上昇率を賃金上昇率で割ったもの)の急騰、それに応ずる鉱工業地帯での賃上げ騒擾(争議・暴動)、大都市での消費者運動が1917年端境期はざかいきから急増していることが、最近指摘されています。
したがって米産地である移出地帯の富山県の18年夏の移出反対を米騒動のはじまりとして
来たのは根拠がなく、事実は大消費(移入)地帯である鉱工業地帯・大都市で一年も前から始まっていたことになります。そしてそのトップをきるのが筑豊炭田、例えば福岡炭坑の暴動(17年8月)です。したがって北九州は米騒動の始動地でもあったわけで、そこから関門・広島湾にかけてのシベリア出兵の乗船地帯で米騒動が最も激化し、多くの炭坑労働者の生命の犠牲の上に、寺内内閣が倒され大戦後デモクラシーの扉が開かれたことは大きな意義をもつものです。100周年研究会をこの地域から始めさせて頂く所以です。こぞってご参集下さることを期待しております。


<主催>

米騒動史研究会  九州歴史科学研究会

<日程と会場>

2017年10月7~8日 研究発表会

北九州市立大学北方キャンパス本館D304号教室
(福岡県北九州市小倉南区北方4-2-1)

2017年10月9日 筑豊炭鉱史跡見学

※研究発表会会場への交通案内とキャンパスマップはリンク参照、本館は最高層の建物

http://www.kitakyu-u.ac.jp/access/kitagata.html
https://www.kitakyu-u.ac.jp/campusmap/kitagata.html

JR小倉駅よりモノレールで「競馬場前(北九州市立大学前)」下車、所要時間10分。

西門(青嵐門)より北九州市立大学構内へ、所要時間3分

※大学へは公共交通機関でお越し下さい。自家用車の駐車スペースはありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<★報告者各位(重要通知)★>

①一人あたり、報告時間50分、討論20分の計70分でお願いします。

②当日の配付資料は50部ご用意下さい。当日の印刷は不可です。

③スライドはパワーポイント利用可、ファイルをお持ち下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<報告スケジュール(一部題目は仮題)>

10月7日(土)12時開場 本館D304号教室

13時
開会挨拶            九州歴史科学研究会 森丈夫

13時10分~14時20分
米騒動百周年と研究における新局面  井本三夫(米騒動史研究会)

14時30分~15時40分
日本の米騒動と中国          堀地明(北九州市立大学)

15時50分~17時
米騒動と山口県・長州閥       井竿富雄(山口県立大学)

18時30分            懇親会、小倉市街地にて 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10月8日(日)9時30分開場 本館D304号教室

10時~11時10分
近代における北九州労働者の社会的・経済的特質  土井徹平(北九州市立大学)

11時20分~12時30分
朝鮮の米騒動期と三・一独立運動           渡引礼(米騒動史研究会)

12時30分~13時30分           
昼食休憩

※休日のため大学周辺の食堂は休みが多いため、昼食をご用意下さい。
 近くにコンビニがございます。

13時30分~15時
ドイツ史からのコメント              今井宏昌(九州大学)
東アジアの大戦後デモクラシー(五・四運動期中国・東南アジア・シベリア・日本国内など) 各氏分担

15時
閉会挨拶                   堀地明

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 10月9日9時にJR小倉駅3階(モノレール乗り場のあるのが3階)
 JR九州在来線の「みどりの窓口」前集合
 ※移動時間との関係で昼食は車中となります。必ず弁当をご持参
  下さい。
 9:11発の日田彦山線で田川伊田駅まで乗車(現金運賃 740円)
 10:17田川伊田駅着、「石炭・歴史博物館」・旧三井「田川伊田炭坑跡」見学
 11:45発の平成筑豊鉄道で直方駅へ(運賃450円)、車中30分間で昼食。
      直方駅で筑豊本線に乗り換え、13時前に筑前垣生駅着(運賃230円)。
 中鶴炭鉱遺跡と石炭を運んだ遠賀川・運河見学。
 中間市教育委員会のご案内、ミニ・バス乗車で2時間ほど回る。
 (ミニバス料金は人数によるが1人2000円程度)
 15時ごろにJR折尾駅で解散、鹿児島本線で小倉駅には16時前に帰着予定。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿